あらたちゃんの 占い教えてあげる

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●金運の花

雨に濡れるアジサイの花は梅雨の時期の代名詞だけど、そんなアジサイが『金運の花』と呼ばれる縁起物だとは知ってるかな?
もともとは、『商売繁盛を願う時には、蜂の巣を吊るす』という昔からの縁起かつぎからきているようなんだけど、花の形が蜂の巣に似ているから、いつのまにか『商売繁盛にはアジサイを飾ると良い』と言われるようになったらしいんだ。

また、地方によって、その飾り方は違っていて、『出入口に植えておくと、お金が貯まる』、『土用の丑の日の夜明けに花を摘み、軒先に吊るすとお金に不自由しない』、『家の中にアジサイを生けると、小遣いに困らない』など、様々なジンクスがあるみたい。
梅雨に入るこの時期、憂鬱になってしまうなら、アジサイを飾ってみて、ついでに金運のUPも図ってみてはいかがかな☆

(2001/5/30)

●よく使うけど意外と知らない六曜の意味を再確認

『六曜』といわれても、『?』と思う人が多いと思うけれど、『大安』『仏滅』という言葉にはなじみがあるでしょう。この六曜、中国に伝わる『日』の吉凶のことで、6種類あり、それぞれに意味があるのです。

先勝(せんしょう)

先手必勝で、急用や起訴には吉。ただし午後は凶となる。

友引(ともびき)

朝と夕は吉。昼、特に正午が凶。友を死界に引っ張り込むということで、その日に葬式はしないというのが普通。

先負(せんぶ)

人前ででしゃばらず、静かにしている方が良い日。公事、急用はできるだけ避けたが良い。

仏滅(ぶつめつ)

移転・開店・新規事業・結婚式など、めでたいとされることは全て行わないのが普通。

大安(たいあん)

万事良い日であり、特に結婚式・開店・旅行・移転などは吉。

赤口(しゃっこう)

何事も支障がある。ただし、正午だけは吉。

本家の中国では現在ではあまり使わなくなってしまったようですが、日本では意外にもこだわる人が多いので、これを機にちゃんと知っておくのも良いのでは?
(2001/4/27)

桜『お花見って、ホントは飲み会じゃなかった!?ってお話』

♪4月は花見で酒が飲めるぞ〜♪
と歌にまで『花見=酒盛り』に、現代ではされてしまっているんだけれど、花見が今のように一般化したのは実は江戸時代の話。落語なんかにも、長屋のみんなでお重とお酒を持って出かけていくというくだりがちゃんと書かれてあるので、それは確かみたい。

それ以前の『奈良花見』というと、梅花観賞のことで、もっとさかのぼってみると平安時代に、嵯峨天皇が宮中で観桜(かんおう)の宴を開いたとあるんだよね。

しかも、この頃の花見って宴会とかじゃなくって、その年の豊作祈願の儀式だったらしいの。桜の花には稲の神様が宿ると信じられていてね、それで、豊作の祈りを込めてみんなで桜の下に集まったのが始まりなんだってさ。

今年のお花見、ふと桜を見上げてみたら、夜桜の間に稲の神様が見えるかもよ☆

(2001/04/05)