あらたちゃんの 占い教えてあげる

〜バックナンバー〜 |1234

●未来への願いを込めて…

『国が国民の幸せを願って作ったものがある』と聞いて何のことかピンとくる?
それは実はお札。

今手元にお札があるのならばちょっと見て欲しいの。
お札の表には正円の『総裁印』、そして裏には『発券局長印』が印刷されているよね。
この印を見て、普通の印と違う点に気付くかしら?

そもそも印相は、公的なものであればあるほど空間がないように刻字できる事が吉相とされているの。
でも、よく見たらお札の印は裏も表も、円の中に空間が空いてるでしょ。
ここが、『国民の幸せ』の為の空間なのよ!

まず表の『総裁印』は東西南北の四方が空いてるでしょ。
これにはそれぞれ意味があってね、東(希望と発展)、西(金と愛)、南(成功と名誉)、北(部下と子孫)なの。
つまりは、そこが空いてるって事で国全体がイッパイイッパイにならず、まだまだそれを埋める為に国全体、そして手にした国民一人一人がこれからも発展・成長し、お金が隅々までに行き渡るようにとの願掛けなわけ。

そして、裏の『発券局長印』は、北東、北西、南東、南西が空いてるでしょ。
これは南の名誉と北の悩み・苦しみを避けた結果なんだけど、つまりは名誉は遠くても悩みや苦しみ、そしてインフレのない世の中を願ってのことだったのよ。

さてさて、この願掛け、今後の日本にどれぐらいの効力を発揮してくれるのかしらね?

(2001/11/13)

●『厄年』ってなんだろう?

若い人は、あまり気にしないようだけど、年輩の人が気にするものの中に『厄年』というものがあるよね。
これは、数え年で、男性が25歳、42歳、60歳のときで、女性が19歳、33歳のときとされているの。

特に、女性の33歳、男性の42歳は『大厄(たいやく)』と言われて、その前年を『前厄(まえやく)』、後の年を『後厄(あとやく)』って言うくらい、大きく取り上げる年なわけ。

日本では、古来より、『災いにあいやくす、厄み慎むべき年齢』とされててね、先に挙げた年齢の正月なんかは、「さぁ大変!」とばかりに、こぞって寺社で厄払いを受けたりするわけよ。

でもね、このみんなが大騒ぎする厄年、どんな由来なのかを探ってみると、意外な事実に突き当たるの。

今では、体の生理的・生物学的機能が大きく変化する年齢(簡単に言うと、ホルモンバランスが変わったりする時など…)なんて言われ方もするけど、そもそもの由来や根拠が知りたくて、陰陽道や易なんかで色々と調べてみたけど、なんか今一はっきりとした説がない…

それでも、探してみると、33歳は『散々』に通じ、42歳は『死に』に通じるから…という、江戸時代に生まれた語呂合わせによるものって言うのが一番濃厚…
結局のところ、江戸時代の誰かが考えたダジャレにみんながのっちゃったみたいなのよね。

でも、日本古来のしきたりの中にガッチリと組み込まれてしまっているのだから、若い皆さん、目上の人から『厄払いに行こう!』と言われたら、素直に従ってみてはいかが?

厄払いするだけで、結局何にも巻き込まれずに平和ならば、結果オーライだしね☆

(2001/9/17)

●あなたにあった招き猫とは…

不景気になると流行るのが古今東西問わず『開運グッズ』というもの。
その中でも、やはり一番人気は21世紀になっても『招き猫』らしいね。
今ではTシャツになったり、携帯のストラップになってたりとバリエーションも豊富なん
だけど、本来は猫の格好や色にもちゃんと意味があるって知ってた?

…というわけで、ここで正しい招き猫についてお話しておきましょう。
まずは、『手』の上げ方なんだけど、右手を上げているものはお金を招き、左手を上げて
いるものは人を招くの。
だから、金運UPを狙う人は右手をあげた猫、千客万来を狙う人は左手をあげた猫をGE
Tしてね☆また、手の長さだけど、耳より高く手を上げてる猫は遠くの大きな福狙い。
耳より低く手を上げている猫は近くの小さな福狙い。
だから、短期決戦の人は手を低く上げてる猫をGETしてね☆

そして、猫の色。
よく見かける白地に三毛の猫は、開運招福のオールマイティーの猫。
だから、何にでも効く分効果は甘め。
黒猫は、家内安全とリスク回避の猫。
これから自分で事業を起こそうとする人や、決断・戦いに望む人はGETしてね☆赤猫は、
無病息災、快癒祈願に効く猫。
体調がすぐれない人や疲れがたまっている人はGET☆

さて、あなたの場合、手の上げ方と色はどれが良さそう?

(2001/7/6)